参加アーティスト | 西村 卓│空閑 渉│嘉 春佳│ヒガシトキ |
出展名 | テキスタイル×アート |
読み方(カタカナ) | テキスタイル×アート |
Website | 西村さん 嘉さん ヒガシトキさん |
西村さん 空閑さん 嘉さん ヒガシトキさん |
今回、参加していただく方々のプロフィールをご紹介いただけないでしょうか!
■西村 卓〈NISHIMURA Taku〉
「集団」と「個」をテーマに立体、平面、インスタレーションなど横断的に作品を展開。個人的な出来事や興味を作品の起点としており、それらにリアクションするように作品を制作している。日々の営みを紡ぐ日記のように、単純な行為の集積によって、作品に世の事象を内包させる。
近年では作品から生まれる端材に着目し、それらをアップサイクルした小作品やアクセサリーの制作、ワークショップの企画など活動の幅をひろげている。
《経歴》
1990 岐阜県出身
《主な個展》
2017 東京現代美術画廊会議主催 「新世代への視点 西村 卓 展 -ここ-」/ギャラリィK(東京)
2018 銀座蔦屋書店主催「拡張都市」/銀座蔦屋書店 (東京)
2022 「scramble」/ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」(東京)
《主なグループ展》
2018 POLA×銀座蔦屋書店主催「美をとうとぶ」/銀座蔦屋書店(東京)
2021 野々上聡人×西村卓「カレミズガタ」/art&clothes marco(大阪)
2022 「いとまの方法」/杉並学園(東京)
2022 NEW ENERGY/新宿住友ビル三角広場(東京)
2022 原泉アートデイズ!/静岡県掛川市原泉地区一帯(静岡)
2023 NEW ENERGY「神出鬼没」/渋谷PARCO(東京)
《パブリックコレクション》
ホテル「ハイアットセントリック銀座東京」/老人ホーム「チャームプレミア経堂」
■空閑 渉〈KUGA Sho〉
人の身に着ける衣服や編み物から日々の暮らしや記憶をモチーフに熱を帯び、冷え固まる特性を持つ金属(アルミニウム)に置換する鋳造技法を行う。
鋳造とは、原型(衣服など)を鋳型に固め窯で焼き上げる。その際、鋳型の中に込めた原型は灰となって完全に焼失する。中空となった鋳型の隙間に溶解した金属を流し込み、鋳型を割り出すことで鋳物としてのかたちを造る。
原型はこの世からなくなり、表面の情報だけが鋳型に残る。熱された金属が流れ混み冷えていく様は、流れ行く時間の中にいる人の営為を表しているようにも見える。
主な作品として編み込まれた毛糸や衣服を鋳造しアルミニウムに置き換え、さらに毛糸などの異素材を再構築したインスタレーション作品を制作している。
《経歴》
1991年東京生まれ
2016年多摩美術大学大学院 彫刻専攻 修了
《展示》
2022年「The FICTION-ONE’S ROOM」(大阪)
とおくをのぞく(静岡)
■嘉 春佳〈YOSHI Haruka)
糸や布などの繊維素材、特に古着を用いた制作活動を行なっています。かつて、縫う・編むといった手仕事が、衣類や道具を修繕し生活を継続するための術であったという点に着目し、収集した古着に手仕事を加え、人々の暮らしの記憶を繋ぎ止めるような作品を制作しています。
近年は、各地の芸術祭にて現地の方々から募集した古着を使用した作品の展示や、ショッピングモールにて来場者に古着の端切れを結んでもらうことでパラソルの傘が色づいていく参加型作品の制作など、幅広く活動しています。昨年より、使われなくなった古着に手仕事を施し、生活の中に「古布」の居場所を見つけるためのアップサイクルレーベル『co:fu(コフ)』を開始しました。古着の端切れを活用したコースターやポーチ、トートバックなど、身近な布製品として生活の中に取り入れてもらえるようなプロダクトを制作しています。
《経歴》
1996 茨城県生まれ
2019 筑波大学芸術専門学群総合造形領域卒業
2021 東京藝術大学先端芸術表現科修了
現在 教育研究助手として勤務しながら制作活動を行う
《展示》
『テラスアート(2022/テラスモール湘南)』
『中之条ビエンナーレ(2019・2021/群馬)』
『SHIBUYA STYLE(2021・2020/西武渋谷店)』など。
■ヒガシトキ〈HIGAXITOKI〉
《経歴》
2015年 多摩美術大学大学院 グラフィックデザイン研究領域 修了
2022年 東京モード学園(夜間部) ファッション技術コース 卒業
《主な展覧会》
2021 ヒガシトキ × コヤギ / モノコト(名古屋)
2022 ニシヒガシ / ギャラリィK (東京)
2022 NEWENERGY TOKYO / 新宿三角広場 (東京)
2022 「愛と狂気のマーケット」ラフォーレ原宿 (東京)
展示作品は?
西村:廃棄前の布や糸を使用した彫刻作品(インテリアなども含む)やアクセサリーを展示します。またそういった素材を使用したワークショップの開催も行います。
空閑(くが):「鋳造」という技法を用いて、衣服や手編みのマフラーなど衣料品をアルミニウムに置き換えている作品が特徴です。
嘉(よし):古着や古布を大量に使ったインスタレーション(空間芸術)が特徴のほか、それらを使ったインテリア雑貨も手がけます。
ヒガシトキ:アーティストのペインティングやイラストレーターの作品を衣服に落とし込み、ファッションとアートをつなぐ活動を展開しています。
では、来場者にメッセージをお願いします!
この度、テキスタイル(布や衣服)を素材にしたアートをお披露目させて頂きます。同じ素材を使っていても、アーティストによって変容するその姿をぜひ、ご覧ください!
ありがとうございました!