OPSOUKQ

OPSOUKQ(オプスーク)は七宝・彫金作家、日名地圭子のジュエリーブランドです。鮮やかなブルーをテーマカラーに独自の七宝技法で立体感のあるデザインのジュエリーを展開しています。
 
コンセプトは「世界の風景が見えるジュエリー」。作家の海外生活や旅での体験をエッセンスに異国の風景や自然の色彩を七宝で閉じ込めたジュエリーを制作しています。
 
OPSOUKQはラテン語で「作品」という意味のOPUS(オプス)とモロッコなどアラビア圏の「市場」を意味するSOUQ(スーク)を組み合わせたブランド名。ものづくりから世界を知る、つながる、そんな新しい世界を感じられるようなブランドにしていきたいと思っています。

東京都の生まれで、渡英し美術大学で建築やインテリアデザインを学び、立体デザイン学部HND(高等国家ディプロマ)を取得しました。在学中より自然と芸術を調和させたパブリックアートに興味を持ち、留学中にヨーロッパ諸国を旅しました。
 
帰国後、ジュエリーメーカー入社し、貴金属加工に本格的に携わり、その後、ジュエリーメーカー２社目で商品企画・ジュエリーデザインを担当、チーフプランナーを務めました。
 
退職後の2010年に七宝をプラスした作品作りを始め、2014年に七宝ジュエリーブランドenameCoを設立しました。これがオプスークの前身となります。ブランドのコンセプト等を改め、新しく2019年にOPSOUKQを設立。現在、主に百貨店を中心にPOP UP STOREにて販売活動しています。
 
<展覧会・個展>
2011年 第３回ビエンナーレ国際七宝装飾展(フランス)に出品
2018年 個展「色のある風景」OCOgalleryにて開催（東京）

オプスークは独自の七宝技法で新しい七宝の世界を広げています。今回は透胎七宝(プリカジュール)を独自の技法で発展させ、制作されたコレクション「Landscape through window」をご紹介します。
 
七宝焼は金属素地に釉薬をのせて焼き付けるものが一般的ですが、透胎七宝は金属素地がない透かし部分に釉薬を施し焼成しているため光を透過します。窓から見える風景をイメージしたコレクション。ぜひご覧ください。
 
七宝は耐久性が高く１００年経っても輝きを失わない色彩の豊かさが魅力です。OPSOUKQのジュエリーは主に無鉛釉薬を使用しておりますが、通常の釉薬よりも柔らかい色彩と光沢感をお楽しみいただけます。
 
光の加減で様々な表情を見せてくれる七宝ジュエリー、ぜひ一度ご覧いただきたいと思っております。