会社名(屋号) | 株式会社リコー |
出展ブランド名 | Rangorie |
読み方(カタカナ) | ランゴリー |
Website | https://rangorie.ricoh/ |
https://www.instagram.com/rangoriejapan/ |
ブランドのコンセプトを教えてください。
ランゴリーは「一人ひとりが可能性を最大限に発揮する社会をつくる」というビジョンを掲げています。具体的にはインドの農村部で暮らす縫製技術者の女性たちと一緒にものづくりをすることで、職業機会の創出と女性の地位向上を目指しているブランドです。
ランゴリーは(1)エシカル、(2)インディアネス、(3)コンフォタブルという3つのこだわりをもっています。
エシカルはブランドのビジョンに掲げているとおり、インド農村部の女性たちとのものづくりを通じて女性の地位向上につなげていきます。
インディアネスに関しては、インドの伝統柄を活かしながらも現代の日本で生活する我々の暮らしに合った商品づくりをしています。
最後にコンフォタブルは、英語で「快適さ」という意味なのですが、毎日の暮らしの中で本当に気持ちが良い、と感じてもらえるよう素材選びから型紙の作成まですべての工程で着心地の良さにこだわっています。
ランゴリーはRICOHの社内企業制度を利用して立ち上げられたのですね。
リコーの社員であった江副が仕事で2010年にインド農村部を訪れたのがはじまりでした。当時のインドの農村部では、男性は外で仕事、女性は家で家族の世話や家事をするという役割分担が非常にはっきりとしており、そのため化粧品や下着といった女性用品も男性が販売しているという状況でした。
その状況に衝撃を受けた江副は、インドの農村部で女性による女性用品の販売を行うウーマンショップの事業アイデアを生み出し、更に次のステップとして下着の製造販売も行いたいと考えていました。
しかし江副は家庭の事情で下着の事業アイデアは温めたままいったんリコーの職を離れました。そして、2019年にリコーの新規事業プログラム「TRIBUS(トライバス)」が新たに立ち上がり、新規事業アイデアの構想として、女性向けの下着事業案を練っていた綿石と再会することでインドで下着を作って販売するという事業アイデアを実現するチャンスが再び巡ってきました。
TRIBUSの枠組みを活用し、現地調査・テスト販売を行い、事業化への道筋をつけていたのですが、2020年に新型コロナウイルスの感染拡大によりインドへの渡航が難しい状況となってしまいました。一方、インドでの活動を知った日本のお客様から、「日本でも発売してほしい」とのお声をいただき、クラウドファンディングを経てECサイトの立ち上げに至りました。
まだまだコロナの状況に影響されるところはありますが、インド農村部での生産体制構築活動も再開し、ビジョンの実現に向かって着実に進んでいます。
(参考動画)
https://www.youtube.com/watch?v=yBU_34XqlbU
来場者にメッセージがあればお願いします。
大人の女性の着る上品なエスニックテイストのアイテムをデザインしています。現在は日本の工場で生産していますが、インド農村部での生産体制を整え、生産を徐々に移行していく予定です。我々のビジョンに共感し、一緒に成長/成長を見守ってくださる取引先様との出会いを楽しみにしています!
またポップアップなど展開させていただける取引先様などいらっしゃいましたらぜひお声がけくださいませ。