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REINA IBUKA

ブランドメイン写真

会社名(屋号) REINA IBUKA
出展ブランド名 REINA IBUKA
読み方(カタカナ) レイナイブカ
Website http://www.mariareina-paris.com/
Instagram https://www.instagram.com/reina_ibuka/

井深さんは現在は秩父を拠点に制作されておられるのですね。
あらためてREINA IBUKAのブランドコンセプトを教えていただけないでしょうか。

➖故郷と地球を考える
100%地元産繭からできている生地や、伝統工芸織物を使用することにより、地元の伝統技術、風土を残すことに少しでも携わる。
地球環境を考えた素材セレクトを心がける。
➖生物多様性の維持
かねてから自身が考えていること。この地球上にはさまざまな生き物が暮らし、全てがつながっていること。
緑の見えるアトリエと、小さなメディカルハーブガーデン「VERTS(ヴェール)」(仏語で“緑”の意味)で、循環の重要性をさまざまな形で表現していく。
➖自然と人のつながり
人は自然から大きな力「La joie de vivre (生きる喜び)」(ハーブガーデンのコンセプト)をもらう(自身の実体験でもある)。
物質的にも、精神的にも人は自然から大きな恩恵を受けている。自然と人の共生を考える。
➖美しいものの豊かさ
美しいものは人生を豊かにする。
自身の心の中にある過去、現在の美しいもの。世界のさまざまな風景、文化(音、匂い、空気)。感動し魅了される。それらからインスピレーションを受け、美しい未来を考えたもの作りをする。そんなことを、ブランドを通してより多くの人たちと共有していきたい
という思いでいます。

ブランド写真1

パリには20年弱いらっしゃったとうかがいました。井深さんのプロフィールをご紹介していただけないでしょうか。

埼玉県秩父市出身。文化服装学院卒業後、ランジェリーブランドの企画を経て、フランスのランジェリー、レースに憧れ1997年に渡仏。アンティーク品、ヴィンテージ生地のバイヤーとしてヨーロッパ各地をまわる。その経験を生かし、カーテンやテーブルクロスを使ったインナーブランド maria-reina paris を2003年に立ち上げる。その後20〜60年代のオートクチュールや映画、文化に魅了され、アウターラインとレースのマリアージュをベースに Reina I. paris を2009年に発表する。17年過ごしたフランスから2014年に本帰国。
本帰国とともに休止していたブランドは、いろいろな思いから再開はしないと考えていたが、秩父の自然、人、伝統的絹織物の豊かさに触れ、2019年に再びファッションブランドをゼロからスタートさせる。コロナ禍で造った小さなメディカルハーブガーデンの横に、山の見えるアトリエを昨年4月に構える。
地球の変化とともにファッションのあり方も変わっていかなければならない現代、ここを拠点に大切なことを人と共有していきたいという思いで活動中。

ブランド写真2

商品の特徴について教えてください。

1枚目⚫︎秩父銘仙 コート & スカート セットアップ
大正、昭和初期に流行し、国の伝統工芸にも指定されている「秩父銘仙」の織元オリジナルの反物を使用。ほぐし織り技法による深みのある光沢の色調で表している「月の満ち欠け」は眺めているだけでも美しい。独特のシャリ感があり軽く着心地もよい。シルク100%なため薄さの割に暖かいのも特徴。
2枚目⚫︎レース手織り ドレス
秩父銘仙の元となった「秩父太織」の糸作り技術に北欧のエッセンスを取り入れ、伝統工芸士により丁寧に手で織られている絹織物を使用。100%秩父産繭で養蚕から一貫して手作業で行われている希少な秩父生まれの Chichibu Silk。
立体感のある大きなレース手織りの衿は絹の光沢が顔を明るく見せてくれ、裾に施したレース手織りは着用すると揺れてきれいなシルエットが生まれる。
3枚目⚫︎レース手織り コート
秩父銘仙の元となった「秩父太織」の糸作り技術に北欧のエッセンスを取り入れ、伝統工芸士により丁寧に手で織られている絹織物を使用。100%秩父産繭で養蚕から一貫して手作業で行われている希少な秩父生まれの Chichibu Silk。軽く着心地も良く、シルク100%なため薄さのわりに暖かいのも特徴。立体感のある美しい独特な艶、光沢を楽しめる。
オートクチュールメゾン御用達のフランス パリの老舗レース会社Sophie Halletteソフィーアレットのリバーレースを衿ぐりに施し、パリと秩父の素材を融合させた作品の一つ。

ブランド写真3